事例
日本経済新聞

第67回 日経広告賞一覧

第67回 日経広告賞一覧

大賞/クボタ

写真の力で魅せるシリーズ 大賞に

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上段 2018年8月20日付 / 下段右から 2017年11日6日付 2018年1月9日付 2018年3月12日付 / 日経朝刊 全30段

2017年1月から、ブランド強化プロジェクトの一環としてシリーズ広告を始めた。共通するコピー「壁がある。だから、行く。」のうち、壁は世界的課題、だから、行くは課題に立ち向かう挑戦の姿勢を示す。足かけ2年に合計7回掲載し、回を重ねるにつれて各方面からの反響が大きくなっているという。

直近の4回は日本、米国、英国、ドイツを舞台に事業分野の3本柱、食料、水、環境の話題を取り上げている。「精密農業に挑む当社最大のトラクターなど世界各地に展開する戦略的商品を紹介した」(細谷氏)。スタッフが構図、撮影時刻、撮影方法などにこだわり抜いた写真は「アーディスティックな力が感動を呼び起こした」と審査員に評された。

最優秀賞/内閣府

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2018年9月2日付 日経朝刊 全30段

増え続ける廃校に接点を当て、地方創生の観点から利活用を促すキャンペーンを実施した。ネガティブなイメージが持たれがちな廃校を人のにぎわいとともに明るく前向きに表現。人が集まる元気な地方には廃校が関係していることを伝えており、郷愁を呼ぶキャッチコピーが読者の心に迫ると高く評価された。掲載時には様々なメディアで廃校が取り上げられ注目度が上がった。今回の受賞を機に「改めて、地方が元気になってもらえれば」(原氏)という。

最優秀賞/大日本除虫菊

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2018年5月25日付 日経朝刊 全15段

2月に新製品「コックローチ ゴキブリがうごかなくなるスプレー」を発表し、ゴキブリ用殺虫スプレーの販売が大きく伸長する5月に広告を掲載した。2016年から続ける読者参加型の広告の第3段。「買うまでが、広告です。」のキャッチコピーは「商品を買っていただくまでが広告。広告の役割を見直し、読者に訴えた」(北氏)。
広告を切り抜いてスマートフォンで撮影してもらう仕掛けが、SNS(交流サイト)などで話題になった。

商社・エネルギー・公共部門最優秀賞/東京ガス

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2017年12月13日付 日経朝刊 全15段

24時間365日ガスの安全と安定供給を支え続ける東京ガス。その企業姿勢を現場で保安に携わる社員の姿や実際のエピソードに託して版面で表現した。版面の温かみから社員の思いがよく伝わり、版面と新聞広告の相性の良い組み合わせが高い評価を受けた。
「改めてエネルギーの大切さ、日々の生活のありがたみを感じたと、うれしい反響をいただいた」(佐藤氏)。今後も選ばれ続けるエネルギー企業をめざし、顧客との信頼関係をいっそう高める広告づくりに努めていく。

自動車・運輸・輸送部門最優秀賞/ホンダ

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2018年3月5日付 日経朝刊 全15段

これからを生きる人たちとのリレーションづくりを目的とする企業広告「Go, Vantage Point.」。その第2弾として、ホンダの企業姿勢を象徴し2017年に世界で最も売れた小型ジェット機、Hondajetを取り上げた。

渋谷スクランブル交差点を舞台に「ジェット機の日常化」というメッセージをシンボリックに表現したデザインが、創業時の精神や夢を思い起こすと評価された。ビジネス層を中心に多方面から支持する声が届き、同社はこのキャンペーンの大きな成果と受け止めている。

電機・通信・IT部門最優秀賞/パナソニック

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2018年3月9日付 日経朝刊東京エリア 全15段

創業100周年を機に全国の顧客一人ひとりに感謝の気持ちを伝えるため、各地域と創業者・松下幸之助氏の関わりを盛り込んだ広告を全国10エリアで切り替えて掲載した。エリアごとに特徴的な写真と長いボディーコピーが印象的と評された。制作ではパナソニックの歴史を知るOBやPHP研究所、社史や数々の書物のほか、各地域の総括責任者など多くの関係者の協力を得た。写真に写っている関係者からの思い出も多く寄せられた。SNSでの反響も大きかった。

生産財・産業部門最優秀賞/凸版印刷

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2018年9月26日付 日経朝刊 全15段

訪日客や在留外国人の増加に伴う「言葉の壁」が社会問題となうなか、その課題解決を目指す「多言語コミュニケーションサービス」を紹介した。在留外国人が役所の手続きで必要となるフレーズを11ヵ国語(日本語含む)に翻訳し、カラグラなグラフィックで表現。あまりなじみがなく、一見して読めない言語を大きく表記することで「言葉の壁」を読者にリアルに感じてもらえるように工夫した。掲載後、顧客や関係者から、「トッパンの本気度が伝わった」など激励のメッセージが多数届いた。

金融部門最優秀賞/野村ホールディングス

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2018年8月26日付 日経朝刊 全15段

東京五輪・パラリンピックのゴールド証券パートナー、野村ホールディングス。障がいやパラスポーツへの理解、ダイバーシティの推進と尊重の大切さをシンプルな言葉とイラストで訴えた。

普遍的な言葉や表現で思いを伝えることで、多くの読者の共感を呼んだ。「本質をつく言葉に重みがある、ずっと黙って言葉を読んでいたい、といった感想が寄せられた」(池田氏)。海外からも英文コピーを読んだ経営者から「素晴らしい言葉に感動」という声が届いた。

流通・サービス部門最優秀賞/ダスキン

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2018年3月18日付 日経朝刊 全30段

11月に創業55周年を迎え、清掃用品のレンタルからシニアケアまで「人生100年時代」を支えるダスキンの思いを込めた企業広告。

かつて同社のテレビCMで人気を博した「きんさんぎんさん」のぎんさんの娘さん2人を起用。同じ構図で親子2代が登場する紙面から、幅広い年代の多様なライフスタイルに寄り添う、同社の変わらない企業理念が伝わる。「元気が出た、笑顔が何より大切と感じたなど、好感を持った声がたくさん届いた」(森田氏)

ブランド・ファッション部門最優秀賞/資生堂

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2018年4月8日付 日経朝刊 全15段

146回目の創立記念日を迎え、資生堂は世界中の多様な美に共感し、新たな美の価値を創り出すことで世界と人々との幸せに貢献する、という考えをあらためて表現した。その意志を「LOVE THE DIFFERENCES.」と表現。「SNS上でも共感を呼び、多くの投稿がシェアされた」(鐘ヶ江氏)。年齢、性別、国籍など多様な人物のイラストを配し、それらのピースを合わせると1つのハートになる仕掛けも話題を呼んだ。

食品・医薬品・生活用品部門最優秀賞/キッコーマン

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2018年2月25日付 日経朝刊 全15段

食の体験を通して「おいしい記憶」を積み重ね、こころもからだもすこやかに、ゆたかな人生をおくれるようお手伝いをしていきたい、というキッコーマンの思いを伝えた。24種の野菜やくだものをクレヨンに見立てたデザインが注目され、共感をよんだ。読者の反響から野菜の名前などをめぐり家族の会話がはずんだ様子がうかがえる。「今後も『おいしい記憶』をつくるお手伝いができるよう、日々の生活に役立つ商品、情報を提供していく」(中島氏)

建設・不動産部門最優秀賞/三井不動産

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2018年4月12日付 日経朝刊 全30段

日本初の超高層ビル「霞が関ビルディング」の竣工50周年当日、上棟式の写真を使用した見開き広告で、不動産会社として建設にかけた思いや一貫して街づくりに挑戦し続ける企業理念を表した。

出席者が一斉に空を見上げる構図は、当時の超高層ビルのインパクトを伝える。若年層からは「ビル誕生の経緯を初めて知った」、50代以上からは「感慨深い」など、「各世代によって様々な印象を与える広告になった」(常陰氏)。

出版・コンテンツ・教育部門最優秀賞/岩波書店

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2017年12月5日付 日経朝刊 全5段

10年ぶりの広辞苑最新版刊行を印象付け、着実に読者に届けるために5回シリーズで掲載した。大きな文字の人目を引くコピーや言葉の魅力を伝える文章が特徴だ。新聞こその表現と高く評価された。

「広辞苑が持っている定番、安定感、堅いというイメージを大切にしつつ、そのイメージとのギャップを狙って新しさを出していく工夫をした」(上野氏)。印象的な広告に、ポスターやデジタルサイネージにしてほしいという書店からの要望が多数あった。

環境部門最優秀賞 環境大臣賞/住友林業

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2018年2月15日付 日経朝刊 全30段

高さ350メートルの超高層木造ビルを2041年に建てる計画を、迫力あるビジュアルで表現した。「実現可能な構想」を具体的な技術データを示し説得力を持たせている。環境に配慮しながら、挑戦的に木材の可能性を探ったと高く評価された。読者の抱く「なぜ?」を、そのままインパクトのあるキャッチコピーにして興味を喚起させた。国内外数多くのメディアからの問い合わせや講演依頼に「木による循環系社会、持続可能なまちづくりへの関心や期待の高さを改めて認識した」(大野氏)

日経マガジンスタイル部門最優秀賞/GINZA SIX リテールマネジメント

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2018年4月1日付 THE NIKKEI GINZA STYLE

開業1周年を迎える4月に、日経マガジンスタイルを1冊まるごと使って、館内ブランドの限定商品を紹介した。ブランドづくりの考え方などを文章できっちり伝えていることが高い評価を受けた。

表紙に樹齢約250年の真柏の盆栽を採用したのは「生命力や躍動感が、現代と伝統が融合する先に未来を見立てていく当館1周年にふさわしい」(澤松氏)からだ。今後もGINZA SIXの魅力を伝え、顧客の共感を得られる広告づくりに取り組んでいく。

IR・アニバーサリー部門最優秀賞/セブン&アイ・ホールディングス

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2018年3月27日付 日経朝刊 全30段

環境(E)や社会(S)、企業統治(G)の観点から企業を評価する「ESG投資」に注目が集まるなか、セブン&アイ・ホールディングスのESGへの取り組みをイラストや写真で表現した。持続可能な開発目標(SDGs)の17の目標と自社の事業部門の活動とをひもづけて明示したのが高く評価された。「ESG投資の加速という環境変化のなかで、今後もSDGsの取り組みを深化させ、様々なステークホルダーの期待に応える企業になるよう努力していきたい」(松本氏)

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