コラム

外出自粛期の広告企画 『おうちで、お花見タイム』が高評価

新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、人が集まるイベントの多くが中止になりました。一方で、個々のパソコンからイベントやシンポジウムに“バーチャル来場”できる「ウェビナー」(ウェブとセミナーを合わせた造語)というサービスも出てきました。実際に顔を合わせたり、会場に足を運ばなかったりしても、様々な知見を得られるようになったのです。このようなバーチャルな経験に関して、日本経済新聞の広告面で取り組んだ試みをご紹介します。

日経AR・VRを活用して“紙上お花見”を実現

 日本経済新聞社は2018年11月、新聞広告にデジタルの技術を活用して新しい価値を付加する試み「新聞広告 IoT宣言」を行いました。AR(拡張現実)やVR(仮想現実)の技術を活用することで、新聞広告により豊かな広告表現を加えることを可能にしました。
 今年は自粛要請により、お花見も満足にできませんでした。そのような中、日本経済新聞はNIKKEI STAY HOME PROJECTの一環として、日本各地の桜の映像をスマホのアプリ「日経AR」「日経VR」で気軽に楽しんでもらえる広告特集「おうちで、お花見タイム。」を掲載しました(20年4月25日付け朝刊)。

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2020年4月25日付 日本経済新聞 朝刊 掲載

読者の8割が好意的に評価

 “自宅での花見”を楽しんでもらえるこの試みは、読者からとても高い評価を頂きました。掲載当日にJ-MONITOR※という新聞広告調査プラットフォームで測定している調査を実施しましたので、その結果をご紹介します。
 広告接触率(「確かに見た」と「見たような気がする」と答えた人の合計)は87.7%でした。日経購読者の9割近い人がこの広告見たということになります。また、広告を見ての評価項目「理解できた」「興味を持った」「好感を持った」「信頼できる」もそれぞれ8割前後の高評価(図表1、左側)。いずれも同条件(1ページ・カラー)の広告の平均値(2015年以降、2634件)を大きく上回っており、好意的に受け止められたことがうかがえます。
 広告の印象(クリエイティブ)評価では、「タイミングがよい」「おもしろい」「話題性がある」が高く評価されました(図表1、右側)。外出自粛要請という状況下において、スマホを通じて新聞広告で花見ができるというしかけが読者の関心を呼んだようです。
※J-MONITOR調査【調査実施機関】ビデオリサーチ 調査日2020年4月25日

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図表1(左側:広告評価、右側:広告クリエーティブ評価)

 自由回答では、以下のようなコメントを頂きました。
「自宅待機の中、とても役に立つ良い広告。いつまで自宅待機が続くか分からないが、夏バージョンなどぜひシリーズ化してほしい(40代男性)」
「不要不急の外出を自粛するように言われているため、全国にある桜をこんな形で見られるようにしてくれたのは、非常にありがたい(50代男性)」 
「季節を感じることができる日本に住んでいながら、この時期に外出ができず、春の一番いい時期の桜を見られないので、家に居ながら全国の桜を見られるのは、とてもうれしい。いい企画だと思う。また、紙面が分かりやすく使ってみたくなる。優しい色合いだ(60歳女性)」

バーチャル技術を使った新聞広告で読者に特別な体験を

 このように、新聞広告の表現にAR・VRといった技術を用いることは非常に有効であると言えそうです。読者を移動させずに特別な体験にいざなうことができる「日経AR」「日経VR」は、新聞広告の可能性をさらに広げています。
 日本経済新聞社では、「日経AR」「日経VR」を活用して、新しいビジネスや広告手法を創出するお手伝いをしています。ご興味のある方は営業担当までお問い合わせください。

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