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オンライン時代こそ、認知度が重要

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オンライン時代こそ、認知度が重要

こんにちは、コラム担当のNです。
いきなりですが、認知度や知名度が高いことってどういうメリットがあると思いますか。高いことがいいというのはわかるものの、具体的なメリットをデータでもって説明するのって意外と難しいなと感じています。今回は、そんな認知度のメリットを具体的に感じることができたエピソードをご紹介します。

行動データと認知データを掛け合わせてみる

今回は、日本経済新聞で実施したある紙面企画に関するデータの分析結果をご紹介します。この企画、協賛いただいている企業のロゴマークを掲出し、日経ARアプリを活用してお好きなロゴマークを10個スキャンしていただきプレゼントに応募していただくという企画です。
と同時に、この企画では、ビジネスパーソンを対象に、紙面企画に参加している企業のロゴマークに関して認知度などの調査を行っています。
アプリを使っているので、「どの人がどのロゴマークをスキャンしているのかというデータ」というデータが得られますし、アンケート調査から、「それぞれのロゴマークに対する認知度」データを得ることができます。そこで、スキャンのログデータと認知度の調査結果を比べて見ることにしました。

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*アンケートに回答している人は紙面企画に参加してスキャンをしている人とは別の人なのですが、日経の読者も多くはビジネスパーソンなので、今回はほぼ同じような属性の人がかざしているだろうという前提で分析しました。

知らないものには近づかない?

紙面企画に参加している企業各社に対する「ロゴマークと会社名を知っている」と答えた比率と、日経ARアプリでスキャンされた件数をプロットしてみました。下の図はその結果です。
両者の相関係数を調べたところ、0.73と強い相関関係にあることがわかりました。相関関係とは2つのデータの一方が高い(多い)時には、もう1つのデータも高い(多い)という関係にあることを示しています。紙面でロゴマークをスキャンしている人の中には「自分の知らない会社だから」、「スキャンしやすい場所にあるから」といった理由でスキャンしている人もいますが、多くの人にロゴマークを知られている会社ほど、多くの人にスキャンされている(その逆の傾向もある)という状況をデータは物語っています。

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ウェビナー・WEB展示会時代こそ認知度が重要

ところで、今回の紙面企画を見ていて何かしら既視感があるなと思っていました。こういう風にロゴマークが一つの画面にたくさん表示される光景って、意外と普段の生活の中でも目にしていないでしょうか。
 例えば、スポーツ選手がインタビューなどにこたえる時、その背景にはスポーツイベントに協賛している様々な企業のロゴマークがちりばめられたパーテーションがあるケースが多いですし、展示会なども1つの会場の中で、様々な企業が耳目を集めようとロゴマークなどを掲出しています。

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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、展示会やセミナーがWEBなどバーチャル空間で実施するようになりました。
出展する企業にとっては、今までリアルの展示会に足を運べなかった人にもアピールできることは好機とも言えます。その一方で、参加する人々にとっては、パソコンの画面など限られたスペースの中で注目すべき企業を選び情報をとるため、いかに興味関心を引き立てるか、アクセスしたいと思わせるかがより重要になるとも言えます。
今回の結果はビジネスパーソンにおいても実際の行動(ログデータ)と、認知度には強い関係があることがうかがえました。近づいてきてもらう(アクセスしてもらう)には認知度の果たす役割は大きいのではないかとデータを分析していて改めて感じました。

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